裏側除外カードの除外理由を説明できないとジャッジキルされるってマジ?
こんにちは!今日は裏側除外に関するルールについてです。
昨今の遊戯王では『裏側表示で除外する』と言った除去や、裏側除外をコストにするカードが増えてきており、この処理を競技シーンで行う機会が昔に比べ圧倒的に増えているように思います。
その裏側除外カードなのですが、実は除外された理由『何によって』『どのタイミング』で除外されたかを説明できないと罰則を受ける(最悪ジャッジキル)をされる可能性がある説が浮上してきました。
全部クシャトリラが悪いんです
今回なぜこのような話が出てきたのかと言うと、今の遊戯王OCGの環境では【クシャトリラ】が上位に君臨しており、クシャトリラのカードは『裏側除外』を除去やギミックのエンジンにしているデッキです。
そのため、裏側除外でカードを除外する行為が日常化しているわけですね。
今回特に話をややこしくしているのがこのアライズハートで、今まで自分のカードを裏側除外して強欲で貪欲な壺を発動したり、相手のカードを除外することはあっても相手の裏側のカードを触る機会はありませんでした。
このアライズハートの②の効果『除外されているカードをX素材にする』効果は相手の裏側表示のカードも触ることができるため、そのカードを選ぶ上で
『何によって』『いつ』除外されたカードなのか?という情報がゲームに関わってくるのです。
例えば相手が強欲で貪欲な壺を発動した後にアライズハートを使ってその除外カードを素材にすれば、裏側の相手のカードを1枚見れるのでそれによって相手のデッキタイプを特定できる情報アドバンテージを獲得します。
裏側のカードはランダムで選ぶわけではないので、どうせ素材にするなら情報も得たいのが競技的思考だと言えますね。
裏側除外されたカードは除外理由を説明する必要がある
今回改めてルールを確認したところ、やはり裏側除外のカードは除外理由を説明することを義務付けられているようです。
複数の処理によって裏側表示で除外されたカードが存在する場合、どのカードがどの処理によって裏側表示で除外されたかに関してはカードの持ち主だけでなくお互いに確認することができる。
・この確認を容易にするために、裏側表示で除外されたカードをその処理ごとに複数の束に分けて置いておいてもよい。
・1つの処理で除外されたカードをその中で区別付ける必要はない。
例:《強欲で貪欲な壺》のコストで裏側表示で除外された10枚の内どれがデッキの一番上から除外されたのかを認識できるようにする必要はない。
正確には『何によって除外されたか』が分かるようにする必要があり、例えば強欲で貪欲な壺であれば、10枚の除外を束にしておけば分かりやすい。
もしこれを適当に扱ったり、複数の処理によって除外されたカードを混ぜてしまった場合、説明が果たせなくなるので最悪の場合ロスとなってしまうでしょう。
トラブルを避けるためにも『裏側除外の順序は変えない』『別処理のカードを混ぜない』を徹底する必要がありそうですね。
除外ゾーンは未だに無い
今回の事象で除外されたカードはそれぞれ区別して置く、という方法やマーカーで分かるようにしておく、と言う方法がありますがこれはルール上問題なさそうです。
何故なら未だに『除外ゾーン』は明確に存在せず、ゲームから除外されたカードであると分かるようにしておけば問題ないというガバガバルールだからですね。
公式の大会でどういった扱い方になるかは分かりませんがトラブルはプレイヤー間回避するしかなさそうです。
★おきるねさんが裏側除外マーカーを作ってくれています!みんな活用しましょう!
簡易的なものですが、裏側除外されたカードを分かりやすくするためのマーカーを作成しました
— おきるね🍚 (@yappa_neruwa) 2022年11月5日
A4サイズのpdfで下記のURLからどなたでも自由にDLしていただけます
使う際はお相手に許可を取ってから使うようにお願いしますhttps://t.co/AXlP6xq1q0 pic.twitter.com/M99SmRiWir